ENDLESS L♥VE【DIABOLIK LOVERS】
第4章 突然の招待
やっぱり、好奇心には勝てなかった。
『お、お邪魔しまー……す』
中に入るなり、扉がまたもやひとりでに閉まる。
機会な音を立てながら。
背中を冷たい汗が伝った。
わたしの中心を何かが駆け抜けるような感じがした。これが、恐怖。
『や、やっぱり………帰る……』
とにかく、静かなのがかえって無気味だから、あえて声に出す。
後ろから何かが来たら怖い。でも、あからさまに後ろを向いて歩いていると、ふと前を見た瞬間に何かがいたりするのではないか。なんて、妄想を膨らませてしまう。
だから、前を向いて歩きながら、さりげなく後ろを盗み見る。あくまで、さりげなく、だ。
そして、扉に手をかける。
でも、それはびくともしなかった。