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ENDLESS L♥VE【DIABOLIK LOVERS】

第4章 突然の招待


手紙には、全く身に覚えのないことがいくつか書かれてあった。

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今の君へ


昨日のこと、覚えているかな?
昨日言ったとおり、手紙を送った。
君をこのまま野放しにしておくと危険だからね。もちろん、君自身も。
今、この手紙を読んでいる君にはおそらく、身に覚えのないことばかりだろう。
だが、近い将来この意味が理解出来る日が来るだろう。
さて、先も述べたとおり、君をこのまま野放しにしておくとかなり危険だ。だから、うちで預かろうと思う。
これはお願いじゃない。
命令だ。
必ず守るように。
でないと、私自身が君に直接手を下すかもしれない。つまり、君の安全は保証できない。
いいかい?肝に銘じておくように。
君を私が預かる、とは言っても私が直接君に関わりを持つことはない。何せ、忙しい身でね。
私の息子の長男に一任してある。
同封してある地図を参考に行くといい。
君は荷物だけ整えておけば、後は何も心配いらない。全て私の方で処理しておこう。
君の幸せを心の底より願っているよ。

───君の同族より
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