ENDLESS L♥VE【DIABOLIK LOVERS】
第4章 突然の招待
そして、遺産は全てわたしに引き継がされた。
企業の方は副社長に一任してある。
わたしはただ、父が残した莫大な遺産とこのマンションで暮らしている。
そして、わたしはなぜか、父が無残な死を遂げたあたりから、朝が苦手になった。もともと得意ではなかったのだけど、異様な程に朝が嫌い。というよりは、陽の光が嫌い。
だから、嶺帝学院高校へと通うことにした。夜間だからね。
なぜか、夜が好きなのだ。
夜目が効くし、身体が軽い。
まあ、それはさておき。
わたしは部屋に戻って、早速手紙の封を開けた。