《DIABOLIK LOVERS》吸アイ【R18】
第4章 新生活…?
フラフラとやっとの思いで部屋まで辿り着き、ベッドに倒れこんだ。熱のせいか今すぐにでも熟睡できると身体に訴えられている。
(えっと…。)
何故か部屋までカナトくんがついてきている。
(…出て行く気配もないよね…。)
私の表情から感情を読み取ったのか、迷惑そうな顔をしながら口を開いた。
「何ですかその顔。いつもより醜いですね、あははは。目は赤くて涙で潤んでいますね。」
「お願い…寝かせて…。」
お願いを聞いてくれるはずのないとわかっていても、寝かせて欲しかった。