《DIABOLIK LOVERS》吸アイ【R18】
第4章 新生活…?
「……ここの問題を…小森に解いてもらおう。」
ガタンッ
「は、はいっ!」
(ぼーっとしていて、全然話聞いてなかったよ…。)
咄嗟に立ち上がり、黒板に目を通す。
今は1時間目の数学の時間。黒板には数字が並んでいた。
(あれ…おかしいな…。視界がぼやけてよく見えない。それに、頭がクラクラして、脚に力が入ら……ない…。)
次の瞬間、意識を失い床に倒れこんでしまった。
「小森さん…!小森さんっ!」
クラスメイトに、遠くで名前を呼ばれている気がしたけど、返事をすることはできなかった。