《DIABOLIK LOVERS》吸アイ【R18】
第4章 新生活…?
「…さん…。」
「…さん!」
「ユイさんってば!」
「な、何っ?」
カナトくんに何度か名前を呼ばれていたらしい。ぼーっとしていて気がつかなかった。
(テディに話しかけてるのかと思ったよ…。)
今は通学中のリムジンの中。
何だか熱っぽくて眠気が襲っていた。
「ユイさんは虫けらの分際で、僕を無視するなんて許せませんね。」
「ご、ごめんねカナトくん。」
カナトくんにお仕置きされるのではないかと、ビクビクしていると学校に到着した。
ほっとして小さくため息をついた。