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《DIABOLIK LOVERS》吸アイ【R18】
第3章 なんて言ったの…?
「…いい匂い。僕、ずっと我慢してたんですよ。」
「や、だあっ、」
カナトくんは、制服のブラウスのボタンを器用に外し、吸血しやすいようにか、首元を露わにさせる。
首元に顔を近ずけ、大きく息を吸い込む。この状態は、鼻息が首元を掠めてくすぐったい。
「いただきます。」
「まって!」
私の声には耳を傾けずに、思いっきり首元に牙を差し込んでくる。差し込むと言うより、噛み付くと言う表現の方が合っているのかもしれない。
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