《DIABOLIK LOVERS》吸アイ【R18】
第3章 なんて言ったの…?
私は教室の席に着き、一息をつく。
朝から、貧血気味で気分が良くなかったけど、リムジンで酔ったのか更に気分が悪かった。
そんな時、元気なクラスメイトが心配をしたのか話しかけてくれた。
「大丈夫?気分悪い?保健室行く?」
「ありがとう。てもそこまでじゃないから大丈夫だよ。」
本当に?そう言いながら私の顔を覗き込んで深刻そうな顔をする。その顔に私は嫌な予感を覚えた。
「小森さん…。その首の跡って…。まさかヴァンパイアに血を吸われた?」
「えっ…。」
私は差し出してくれた鏡で跡を確認する。
私の左首のところに、丸い傷跡が出来ていた。昨日、お風呂に入ってる時、鏡で身体見てたけど、こんな跡なかったよね。