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《DIABOLIK LOVERS》吸アイ【R18】

第3章 なんて言ったの…?


学校に行く時間になったから、カナトくんの後を追いかけてリムジンに乗る。

席は昨日と同じ席に座ったけど、相変わらずカナトくんはテディとお話ししていて、私は聞きたいことを聞けなかった。








「凄く美味しかったよ。
今度は、テディも一緒に…ね。」











カナトくんは、よくわからないことをテディに話しかけている。ここで私が話しかけたら、五月蝿いですってまた言われちゃうから、そっとしてよう。











私はぼーっと窓の外を見つめた。夜空には大きな月が、煌びやかに存在を主張している。自分はここにいます。って言っているみたいに。











(…っ。)












何だろう、月を見ていたら胸騒ぎがした気がした。
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