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〜Petite Story〜
第8章 -電車-(岩泉/笠松)☆SS
((岩泉一))
自分の吊革を確保し、
ふと目に入ったのは、
隣に来た人の、吊革に掴まる腕…。
あ…この腕好き。
鍛えているのであろう
引き締まった腕の筋…
顔が見えないのが残念。
「あれ?宮岡?」
「え⁇」
道理で好きな腕だと思ったはずだ。
顔をあげた先にいたのは
私の初恋の人…岩泉くんだったから。
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