• テキストサイズ

余命一年の迷愛(リボーン)

第3章 自分らしく


リボーン…!

あの有名なヒットマンさん…!?

だから…これ程の威圧感…

洞察力が……

「フフフ…勿論、御存知ですよ」

「ヒットマンさん…いえ、リボーンさん…、やはり貴方ー……」

その言葉を遮る様に少年が部屋に戻って来た。

「あっ、話の最中……だった…?」

「別にツナには関係ねーゾ」

ツナと呼ばれた少年は頬を膨らませてリボーンを睨んだ。

「チェッ…仲間外れかよ…」

ふてくされて居られますわ…

仲裁する様に私は少年に名乗り出す。

「先程はどうも有り難う御座いました」

深く一礼し、少年に向き直る。

「私は【佐久間 雫】と申し上げ致します」

「以後、御見知り置きを」

「ボンゴレ10代目…さん…?」

そう呼ぶと、ビクリと身体が震えた。

みるみる真っ青に成り、挙動不審にリボーンを揺さぶる。

「何を変な事教えてんだよ!」

「リボーンの馬鹿野郎!」

その途端、鈍い音が響く。

あらら…

リボーンさんが10代目さんの顔を蹴り飛ばした。

暴力反対ですよ…

「もう…リボーンさん、止めて上げて下さいまし」

「10代目さん…、リボーンさんに教えられたのでは無くてですね…リボーンさんが貴方を【ツナ】と呼びました…でしょう?」
/ 58ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp