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余命一年の迷愛(リボーン)

第3章 自分らしく


そんな事を思っていると、犬さんをリンチしていた骸さんが私の元へとやって来た。

「そうそう…」

「雫、黒曜の制服です」

「彼方の部屋で着替えて来なさい」

髑髏ちゃんと同じ制服を手渡され、隣の部屋…らしき処に誘導された。

変わった制服…

…てか制服と呼べるレベルの服なのかな…





着るのに抵抗が有ったが、仕方無く着替えて骸さん達が居る場所へと戻った。

恥ずかしい…なぁ…

また後で改造しよう…

恥ずかしく無い様に……

「おやおや…、スタイルの良さが解りますね」

「骸様…、変態発言は控えた方が……」

変態発言…

髑髏ちゃんって…結構な小悪魔サンなのかな…

少し面白くなってしまって、笑みが溢れる。

「笑わないで下さい、雫」

「だって…面白かったんですもの…」

骸さんが頬を少し桃色に染めて背を向けられる。

照れたのかな…?

初な方…

「お前!」

「え? はい」

呼ばれた様な気になり、犬さんの方に向き直る。

何か…

嫌われてる…様な……?

「お前ー……」

「やっぱり何でも無い…」

そっぽを向かれ、犬さんが何処かへ歩いて行こうとする。

…あれ…?

犬さん…あんなトコロにはー……
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