第26章 そうだ、旅行に行こう。 番外編 R18
『っ!やあああああんっ!』
ひく、ひくんと身体を震わせた後、美優さんの体の力が抜ける。
へたりと俺の上に覆いかぶさる美優さんを腕の力で起こすと広いベッドに下ろす。
降ろされたままの格好の美優さんは、身体をひくつかせている。
ただいつもと違うのはいつもは快感に泣く口元が嬉しそうに笑っている。
「美優さん、気持ちいい?」
背中をすうと指先で撫でると小さく鳴きながら震える。
「気持ちいい?」
『ん、気持ちいい。』
「じゃあ、どうしたらもっと良くなる?」
いつもは恥ずかしいと言ってくれない本音。
美優さんは自ら足を開き俺の手を引く。
『このぬれたとこにリエーフの入ったらきもちいい。』
幼子のような、それでいて手練れのような
煽るような言葉に頭が沸騰する。
「っ…くそっ!」
昨日使った後に財布に入れたコンドームを乱暴に取り出し口で開ける。
急く気持ちとは反対に上手く被さってくれないソレにイライラしながら膜を被せると、M字に開く美優さんの足をぐいと俺の方へと引き寄せた。
「何回も気持ちよくするから足開け。」
いつもはしない乱暴な物言い。
ぐいと足を押した俺に、美優さんは笑った。