第24章 酔っ払いにはご用心。
ベッドの上。
押し倒された体の上に乗る、衣服の乱れた俺のカノジョ。
「てつろーさんっ♡」
「っ!りなっ!ちょっと待てっ!だからあれほど飲むなって!!!」
「てつろーさんだーいすきっ♡」
「だから話を聞けー!!!!」
だからマジでさ…
あとちょっとで新しい年なのにどうしてこうなった…
ツッキーの野郎、あとでシメる。
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俺は黒尾鉄朗現在24歳。
今はセンセイやってる。
今は副担任としてベテラン先生についているけれど、来年度からは担任を持たせてもらえるらしく気合い入れ直して頑張らねえとなって思ってる。
今日は高校からの腐れ縁のメンバーとの年末年始の飲み会。
莉奈含め全員成人したのと、美優の家での飲み会だからっていうのがあってみんな遠慮なく飲む。
「片付けくらい私がやるから大丈夫だよ?それに私、あまり飲めないし。」
なんて美優が言ってくれるからみんな甘えるんだろうな。
結局、高校を卒業した今でも定期的にみんなで集まって飲んだり遊びに行ったりしてる。