第21章 灰羽リエーフの1日 2018
08:53
昨日のおでんのスープに豆乳と大豆、ミックスベジタブルと角切りベーコンを入れた具沢山スープ、美味しかったなぁ。
目玉焼きもウインナーもトーストもうまく焼けたし。
サラダのドレッシングも美味しくできた。
食後のコーヒーも美味しいな。
…リエーフの足の間に挟まれてなかったらもっと最高だったかな。
いや、リエーフが嫌って訳じゃないの。
最近シてなかったから…ね?
お尻に…当たるの…
リエーフのアレが…
無意識なのかわざとなのかわからないけれど、私としては当たってるし恥ずかしい…
「美優さん、今日の美優さんの職場の予約って19時だっけ?」
『そうそう。コース料理だから一応ジャケット着て行ってね?』
「了解です。」
返事と同時、腰に再び強く当たるアレ。
ぴくりと体が跳ね、それを感じ取ったリエーフがくすりと笑った。
『リエーフ…わざとでしょ?』
「だって、最近シてないから。」
すり、とすり合わせた足に這わされた指。
それに美優さんのルームウエア、可愛いし。
なんて言いながら、リエーフはふわふわのショートパンツの裾から指を入れ、内腿を撫でる。
少しずつ上へと上がっていく指。
恥ずかしい。
でも触って欲しい。
2つがせめぎ合うけれど欲望には勝てなくて、そっと腿の力を抜けばリエーフがくすりと笑う。
「美優さん、良い子。
危ないからこれ、もらうね。」
両手で持っていたマグカップが手から抜け出し、サイドボードへと移動する。
腿を這う指は今は鼠径をなぞる。
『リエーフ、お願い…』
後ろを振り向きお願いすれば、リエーフは私の唇にリップ音とともに唇を重ねた。
「じゃあ、可愛くおねだり、してくださいね?」