第18章 ある夕方、嫉妬の話。
私の上に跨ったリエーフ。
赤いジャージと黒いTシャツを脱ぎ捨て床に放る。
「美優さんは油断しすぎ。なんでチューさせちゃうかな。」
かぷり。
唇を食まれ、そのまま唇に熱。
ぬるりと舌が口内に押し入り、私の下に絡まった。
ちゅく、ちゅる、と唾液が絡まる音が部屋に響く。
「りえっ…待っ…」
「待たない。」
キスの合間。
言えてない「ごめん」を伝えようとするけれど、それを飲み込むように、深く、深く、リエーフは私にキスをする。
逃げ出そうとする身体を逃がさんとばかりに抱きしめ、片方の手でカットソーの裾を乱す。
服の下に潜り込んできた指は、下着をぐいと上に押し上げ2つの頂を露出させていた。
この間僅か3秒足らず……
リエーフは少しずつ、そして確実に私の洋服を乱し始めた。
カットソーを無理やり上げ、スカートを引き上げる。
ぐいと引き下げられたパンティが足に引っかかっているのがなぜか気恥ずかしい。
口内を犯しながら、リエーフは長い指を私のナカに埋める。
小さく啼くと、リエーフは気を良くして少しずつ指を増やす。
「っ…やあっ…」
「美優さん濡らしすぎ。もしかして他の男とキスして濡れた?」
違うと否定しようと身体を起こすけれど、リエーフの指が膣壁をぐるりかき混ぜ、身体がびくりと反応する。
私の良いところを知りすぎているからすぐに私を追い詰める。
「ちあうっ…」
否定しても指は止まらない。
ぐじゅり、ぐぢゅり、と音の鳴る秘部。
それはどんどん音を増していった。