第17章 2人(?)ドキドキクリスマス!完結編!
くらげの水槽での一件の後、普通に買い物をし家に帰宅。
ドアを開け荷物を置きながらブーツを脱ぐと後ろからぎゅっと抱きしめられる。
『ぇ…?』
私を抱きしめた腕が少しだけ緩むと着ていたポンチョのボタンが外される。
するり、とポンチョは私から抜けて、ぱさりと床に落ちた。
ニットの隙間からするりと侵入する指が冷たくて、ふるりと身体を震わせると首に違和感。
ぢりり、と小さく痛む首筋に待って、と声を出そうとするけれど、リエーフは付いた赫に満足そうに舌を這わせる。
『まって、りえーふ』
「待たない。」
有無を言わせない返答。
リエーフの冷たい指が胸の頂に到達すると、甘く広がる疼き。
小さく息を吐くとそれに気を良くしたリエーフの手が大胆に動き出す。
下着の肩の紐が下げられ、ふるり、と胸が押し出される。
オフショルダーにもなるニットだから、そのまま肩からずるりとニットを下げられ、下着からはみ出た胸が外に露出した。
下からぐいとわし掴まれ揉まれる胸。
形が変わるほどに揉まれ、は、と息を吐くと、リエーフは「美優…さん…」と私を呼ぶ。
後ろを振り返れば塞がれる唇。
侵入しようとする舌をそのまま受け入れ、しばらく舌から生まれる快感に酔いしれていると、ちゅぷっという音とともに舌が離れていった。
リエーフのキスにしては短いな。
そんなことを思いながらリエーフの顔を覗いていると、それに気づいたリエーフが私に問うた。