第1章 おそ松な彼氏
おそ松視点
後日談
主ちゃんとおれを追いかけ回したアイツは、どうやらおれら以外にも悪さをしていたらしい。
数々の目撃談が浮上し、あれから数日後、警察に世話になったとかならないとか。
お(まぁ、あいつのおかげで主ちゃんと出会えたって思うと、ちっとは感謝した方がいいのかな?)
なんて油断をしていたら、
お「いつっ!だからそこは痛いって!」
主「ご、ごめんっ!」
耳の奥に耳かきを入れられた。
お「ダイジョーブダイジョーブ!始めはみんな痛いけど、そのうち気持ちよくなるから…だから、そろそろセック…いででででっ!」
主「痛くても気持ちよくなるんでしょ?」
お「耳じゃないっ!耳じゃないっての!!もー冗談だってー!鼓膜破れる勢いやめてーっ!!」
主「すぐ下ネタに持って行くんだから!ヘンタイッ!」
主ちゃんの部屋でテレビをつけながら、膝枕で耳掃除。
これが俺のお気に入り。
付き合いだしてから即ニートがバレて、単発でも何でも仕事を始めないとヤラせないの一点張り。
まぁそれも、時間の問題だと思うけど。
お「はいっ!気持ちよかったー!今日もありがとな!」
起き上がり頭を撫でると、ムクれた表情をしつつも喜びを隠せないでいる主ちゃん。
お(そういう表情を見せるから、こっちだって爆発しそうになるんだっつーの!)
お「ではお待ちかねのイチャイチャターイム!」
主「へ?でも、ごはん作らないと」
お「すきだーーーー!!!」
主「キャーッ!?」
押し倒し無理やりキスをする。
どうせこの後は、股間に膝蹴りを喰らうのは分かってるけど、ちょっとだけワガママに付き合ってもらおう。
まぁ、こんな感じで、
おれと主ちゃんは、
楽しく付き合ってます。
その後の展開は、また今度。
・・・