第14章 言いなりにはならない
「ありがとうございます殿下」
ダリューンは少し照れながら言った
「なぁ里奈‥これからどうするんだ?」
「仲間を集めないといけないから‥」
するとリキはあることを思い出した
「確かこの先にセンリという町があるはずた」
「センリ?」
「そこに俺の知り合いがいる‥そこなら兵もたくさんいるし力になってくれるかもしれない」
「アルスちゃんに伝えてみるね」
アルスラーンに伝えると今からセンリに行く事になった
「センリってどんな町なの?」
「年一度祭りをやっているぞ。祭りの時は動物を一匹生贄として神に捧げて来年も豊かになるように祈るんだ」
「へぇ‥生贄‥」
「あ‥うさぎとか小動物じゃないからな?」
「う‥うん」