第5章 ごめん
「アルスラーンに何もしてほしくなければ仲間になれ」
「え?」
「仲間になればアルスラーンにはなにもしない。アルスラーンの仲間にも何もしない。それと約束を忘れたのか?」
「私は!アルスラーン殿下に忠誠を誓っている」
里奈は剣を構えた
「やれ」
ザンデが攻撃をしてきた
里奈はかわしたが背後にはヒルメスが
「なかなかやるじゃないか‥なおさら仲間にしたいものだ」
「仲間にはならない!」
里奈はなんとか戦えているが力では勝てない
「所詮は女だ」
「うるさい!」
「仲間になれ」
「嫌だって言ってるのがわからないの?」
ヒルメスとザンデは同時に里奈に剣をふりおろした
(危ない‥)
里奈はかわした
だが兵に囲まれた