第17章 突撃
「イノケンティス王はいい人だな」
「今は彼にまかせ我々は休みましょう」
ナルサスの言葉にアルスラーン達は頷いた
「部屋はすきに使っていいといわれたので里奈殿‥」
ギーヴは里奈の手を握った
「ぎっギーヴ‥ダリューンが‥うっうしろ」
アルスラーンにいわれギーヴが振り向くとダリューンが睨んでいた
「だっ‥ダリューン卿‥里奈殿!!」
ギーヴは里奈に助けを求めた
「ダリューン‥約束は約束だから‥」
「行きますぞ里奈殿!!」
「おい!待て!!」
ダリューンはギーヴを追いかけていった
「女子は女子で」
「承知した」
「殿下は今はジャスワントといて下さい。リキとリンジは二人でよいか?」
「あぁ‥」