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焔に立つ 【おそ松さん×黒子のバスケ 】

第8章 最終章


おそ松が冷や汗をかきながら
携帯を握りしめている

チョロ松はそれをじっと見ていた。

おそ松と目が合った瞬間

「・・・・・チョロ松。」

「何、おそ松兄さん。」

「ちゃんの装具持ってるよな?」

「有るけどどうしたの・・・・・?」

おそ松は切れた携帯を見つめていた顔を上げて

「赤司組が来る・・・・・
ちゃんを連れ戻しに・・・・・多分。」

チョロ松は、目を見開いた。
続けておそ松の話しが始まる。

「ちゃんの装具に、不備の無いように、
ナイフを全部揃えてくれ・・・・・。」

おそ松の言葉に、チョロ松も

「・・・・・分かった。
同じ型のナイフしか無理だけど、
小型六本、中型一本ね。」

「あぁ、ちゃんとカラ松が戻るまでに早く頼む。
十四松と、トド松は仕事に出て居ない。
最悪、俺達で乗り切るしかない・・・・・」

*******************

おそ松のを見てからの
当初の不安は、確信に変わろうとしていた。
はやはり、一般人ではなかったと・・・・・

カラ松が心配だった。
どうせならこのまま2人、遠くへ逃げて欲しい。
しかし、カラ松の事だ
連絡を入れても、必ず戻って来るだろう。

カラ松達がアジトに着くのが先か
それとも赤司組が先か・・・・・

おそ松は右手に力を込めた。


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