第7章 闇の孤独
僕は涼太の話しから、色々と知ることが出来た。
と目が合ったにも関わらず
涼太に何の反応も見せなかった事。
そして
の目線の先には、
あの六つ子の松野ファミリーの誰かがいた事。
さすがに涼太には見分けはつかなかったみたいだ。
それは僕もだけれど・・・・・
僕は松野ファミリーに乗り込みたい気持ちだったが
それを抑えて、松野ファミリーにアポイントを取ってみようと思った。
下手に乗り込んで、無駄な銃撃戦はごめんだ。
僕は携帯を手に取った・・・・・
*******************
僕はその手の奴に、松野ファミリーの番号を聞き
電話をかけた。
3コールもしないうちに、繋がった。
僕は運良く、松野ファミリーのボスと会話をする事が出来た。
なんだかやる気のない口調だったが、
穏やかに話しを進める。
と言う女性が世話になって居ないだろうかと問うと、
松野ファミリーのボス、松野おそ松と名乗った男が
息を呑んだ音が聞こえた。
僕にはそれで十分な答えだった。
携帯のボタンを押す。
さぁ、を迎えに行こうか。
僕は、テツヤを呼んだ・・・・・。