第11章 櫻井 ルーム 3
~ 相葉side ~
翔ちゃんが侵入を始めた 。
何とも言えない圧迫感と 、内壁を擦りあげるもどかしさに 、声にならない声を上げ 、ただ翔ちゃんの腰に揺さぶられる 。
「 あ ... あ っ 、しょぉ ちゃ ... っ んん っ 」
翔ちゃんの腰に腕を回し 、ギュッとしがみつく 。
腰の動きとは逆に 、翔ちゃんの手は 優しく俺の頭を撫でる 。
櫻「 はぁ っ ... 、雅紀 ... 、気持ちいよ ... っ 」
「 しょ 、ちゃ ... っ 、もっと ... して っ ... 」
もっと2人で気持ちよくなりたくて ...
つい言ってしまう 。
この言葉で 、頭を撫でていた翔ちゃんの手は 、少しずつ勃ち上がっていた俺のモノを掴み 、ゆるゆると扱き始めた 。
「 あ っ だめ ... っ 、どっちも ... 、やぁ っ ... 」
前も後ろも気持ちよくて 、頭が真っ白になる 。
もう ... 、翔ちゃんのことしか考えられない ...
「 しょ ちゃ ... っ 、好き っ ... 」
櫻「 俺もだよ ... 雅紀 ... 、だから っ 、もっと気持ちよくなっていいよ ... っ 」
翔ちゃんが奥に腰を打ち付けた数秒後 、俺は何度目かわからない絶頂を迎え 、中に翔ちゃんが熱を吐き出したのを知らず 、深い眠りに落ちてしまった 。
... どれくらい経ったのか ...
目が覚めると 翔ちゃんの逞しい腕に包まれていた 。
「 ん ... 、」
身体を起こすと 、怠さと重さが残っているが 、情事の痕はなく 、服も着ていた 。
翔ちゃんが着せてくれたんだ ...
櫻「 ... ん 、おはよ 」
「 おはよ ... 、綺麗にしてくれたんだね ありがと 」
櫻「 あぁ ... 、凄いことになってたけど ... 」
思い出した ... 、俺すげぇ乱れてたよな ...
櫻「 ... お出掛けより 好きでしょ ? 」
ニヤリと笑い 、問い掛ける 。
「 ... うるさい っ 」
そう言って立ち上がると 、腕を引かれ 、バランスを崩して翔ちゃんにもたれた 。
チュッと軽いキスをされ 、
櫻「 晴れたら 、お出掛けしよっか 」
「 ... うん ♪」
... と言ってみたけど 、たまには雨も悪くないかも ...
« The END »