第10章 大野 ルーム 2
~ 松本side ~
大野さんが中に入ってきて 、あまりの快感に シーツをギュッと握って耐える 。
『 こんな姿 誰にも見せるな 』
珍しいこと言うな ...
「 見せられる ... わけ ... 、ない じゃん っ ... 」
俺は大野さんだけのもの だから ...
「 お ... のさん ... 、大好き ... っ 」
言った瞬間 、大野さんの目の色が変わった 。
... あれ ... 、この顔 やばい ...
と 思った時にはもう遅く 、既に唇は塞がれ 、舌が絡められていた 。
「 ん っ 、んんー っ 、ん ... ふぅ ... っ 」
散々俺の中を堪能して 、大野さんの舌が出ていく 。
大「 大好き なんだろ ... ? もっと滅茶苦茶にしていいよね ... ? 」
返事をする前に 四つん這いのような格好にされ 、後ろから腰が送られる 。
「 あ っ 、あっ ... 、お の ... さん ... っ 」
俺はただ 大野さんの腰に揺さぶられるだけ ...
肌がぶつかる音 、 2人の甘い息遣い 、2人が繋がる場所からあがる水音 ...
その音すらも 快感となって 俺の耳に届く 。
「 はぁ っ 、も ... イっちゃ ... っ 」
大野さんが俺に覆い被さるように 耳元へ唇を寄せる 。
大「 いいよ ... 、イけよ ... っ 」
そう言って そのまま耳の淵を舐めあげる 。
「 んや っ 、あ 、あぁ っ ... 」
その刺激で 何度目かの熱を吐き出した 。
だが 大野さんの腰の動きは止まらない ...
「 お ... のさん っ ... 、も ... イったから ... ぁ っ ... 」
大「 ... ふふ 、俺は まだ ... 」
不意に 熱を吐き出したばかりの俺のモノを握り 扱く 。
「 あ ... 、だめ ... っ 、も ... 無理 っ ... 」
身体を震わせるも 、もう出すものなんてない ...
その代わりに 大野さんのモノをギュッと締め付けていた 。
松「 あ っ 、潤 締めんな ... っ 」
俺の中でドクドクと脈を打つと 、温かいものが広がった 。