第9章 二宮 ルーム 2
~ 相葉side ~
かずも嫉妬するんだ ...
俺だけじゃないってわかって安心したし 、それだけ愛されてるんだって思えて嬉しかった ...
2人で手を繋いでかずの家に入る 。
二「 まあ 、何飲む ? 」
2人の時は『 まあ 』『 かず 』って呼びあってる 。
「 ビール!」
かずが冷蔵庫からビールを2本出してくる 。
ラグに並んで座り 、他愛もない話で盛り上がる 。
酒も進み 、程よく回ってくる 。
あーぁ 、かず顔真っ赤だよ ...
「 かず 、飲みすぎじゃない ... ? 」
二「 ... 何ですか 、心配するなんて 可愛いっすね ... 」
... 完全に酔ってる ...
「 ほら 、もう寝るよ っ 」
そう言って ビールの缶を取り上げようと手を伸ばす 。
が 、その手を掴まれる 。
二「 ... 捕まえた 」
そう言うと赤く染まった顔に妖しい笑みを浮かべ 、空いた手でビールをぐいっと煽る 。
「 やめろって ... 、んん っ 」
そのまま唇を塞がれ 、隙間からビールが流れ込んでくる 。
「 ん ふ ... ぅ 、んん っ ... 」
二「 は ... 、美味し ... ? 」
美味しい ♡ ... じゃなくて っ
二「 まあ 、照れてる ? 顔真っ赤 ... 」
いや 、貴方に言われたくないんですけど ...
二「 もっともっと 恥ずかしい事しようね ... ? 」
あれ ... ? かずってこんなにエロかったっけ ... ?
そんな事を思っていると 、いつの間にか 俺は床に寝ていて 、上からかずが見下ろしていた 。
二「 ふふ 、まあ 身体熱い ... 」
シャツのボタンを一つずつ外し 、顕になる肌に優しく触れる 。
「 ん ... っ 」
酒のせいか 、いつもより 敏感になってる気がする ...
二「 ここ痛そう ... 」
言い終わる時には 俺の胸の突起は かずの舌に包まれていた 。
「 や っ ぁ ... 、はぁ ... 」
かずの唇から時折漏れる吐息は とても熱く 、それにすらも 反応してしまっていた 。