第6章 櫻井 ルーム 2
~ 櫻井side ~
真っ暗なテレビに映る 、重なったままの俺達 。
俺もかずも 、荒い呼吸をしてるのがわかる 。
「 かず ... 、かず ... 」
名前を呼んでみるが 、反応は無い 。
かずをソファに寝かせようと起き上がる 。
二「 ん っ ... 」
「 ごめ ... 、起きた ? 」
汗で額に張り付いた髪を掻き上げる 。
二「 ちが ... 、深い よぉ っ ... 」
あぁ ... 、そういえばまだ かずの中 ... 。
とびきり妖しい顔をしたのが自分でもわかった 。
「 こっちの方が好き ... ? 」
かずの腰をしっかりと掴み 、腰を送る 。
二「 や 、あ っ 、だめ っ 、しょちゃ ... っ 」
自分で身体を支えられず 、俺の肩にもたれ掛かる 。
耳元では艶を帯びた吐息 、それに混じる甘い声 ... 。
俺達が繋がる場所からは 、ぐちゃぐちゃといやらしい音が響く 。
二「 しょ ... 、もうだ め っ ... 、イッちゃ... っ 」
そう言った直後 、俺の腹に温かいものが広がり 、2人が繋がる場所まで流れ落ち 、ソファを汚す 。
繋がったまま 、かずをソファに寝かせ 、膝裏を両手で掴み割り広げる 。
そして優しく腰を撫で 、掴む 。
二「 これ ... っ 、恥ずかしい っ ... 」
「 ... 今更何言ってんの ... 。さっきまでテレビに映ってる俺達見て 、興奮してたくせ ... に っ 」
かずの耳元で囁き 、最奥目掛けて腰を打ち付ける 。
二「 んぁぁ っ ... 、して ... なぁ っ... 」
嘘つきは 、オシオキだよ ... ?
あの話題にした途端 、かずが俺を締め付けた 。
「 ほら 、テレビ ... 見て ... 」
そこには 、自ら脚を開き 、俺に揺さぶられるかず 。
かずが俺に促されるまま テレビを見やる 。
二「 は 、恥ずかしい ... っ 」
そう言って両腕で顔を隠してしまう 。
その腕を片手で頭の上にまとめあげる 。
「 かずの恥ずかしいところ 、丸見え ... ♡ 」
かずの 甘ったるい声とともに 、俺達 2年目を迎えました ♡
« The END »