第42章 相葉 ルーム 7
~ 相葉side ~
「 ... っ いた ... 」
突然の頭痛で目が覚める 。
周りには 、酔い潰れたメンバー達 。
潤の誕生日パーティーのため 、昨日5人の家に集まっていた 。
「 飲みすぎた ... 」
フラフラと立ち上がり 、水を飲みにキッチンへ向かう 。
その途中 、ふとソファを見ると 、寄り添って眠る潤と翔ちゃん 。
ズキズキと胸が痛む 。
潤が昔翔ちゃんのことを好きだったのは知っているつもりだったけど 、こんなの見せられたら ...
やっぱり俺じゃだめなのかな ...
恋人同士なのに 、自信がなくなってくる 。
悔しさを紛らわすため 、キッチンへ向かうと 、そこにはかず 。
「 うわ っ 」
二「 失礼だな ... 、なにびっくりしてんすか 」
「 突然人がいたらびっくりするだろ ... 」
かずがニヤニヤしながら俺の顔を覗き込む 。
二「 ... 妬いてる ? 」
「 っ 、ばか 、そんなわけ ... っ 」
さっきの光景を思い出してしまう 。
「 してないと思う ... ? 」
二「 今日が潤くん誕生日なんだから 、2人で会えば ? 」
「 そ ... だね 、そうする 」
2人でリビングに戻ると 、他の3人も もう起きていた 。
櫻「 あ 、おはよ 」
大「 飲みすぎた ... 」
「 ふふ 、俺も 。今水飲んできたの 」
二「 時間大丈夫なの ? みなさん 」
かずに言われ 、みんなが一斉に時計を見る 。
松「 やっば!」
「 俺もだ っ 」
二「 俺今日オフだから片付けしとくよ 」
松「 ありがと!行ってくる!」
オフだというかずとおーちゃんを残し 、俺たち3人は仕事に向かった 。