第41章 大野 ルーム 8
~ 大野side ~
みんなに言い訳してまで 、ベッドで翔といい雰囲気になってたのに 、いつの間にか 立場が逆転している 。
櫻「 今日ずっとね ... 、浴衣着てる智くんに興奮してたの ... 」
俺がしたのと同じように 、首筋をつぅっと舐められる 。
「 ん ... っ 」
思わず甘い声が上がる 。
櫻「 智くん ... ? 今日は特別 、俺が攻めてもいいよね ... ? 」
「 ... っ 、す 、好きにしろ っ ... 」
流れに任せ 、そう言った 。
翔は 、ニヤリと笑うと 俺の唇を塞ぎ 、口内を暴れ回る 。
「 ん っ ... 、ふ ... ぅ 、ん ... っ 」
たかがキスも 、するのとされるのでは 全然違う 。
翔のキスに 身を委ねていると 、浴衣の裾から翔の手がいやらしく侵入する 。
櫻「 っは ... 、やらしー格好 ... 」
着慣れなくて 窮屈な浴衣 。
少しでも楽なようにと 、勝手に脚が開いてしまう 。
櫻「 俺のこと 、受け入れる準備 してるみたいだよ ... ? 」
そう口にしながらも 、俺の服を脱がせる手は止まらない 。
長い浴衣を捲り 、下着越しだけどやっと俺の中心に辿り着く 。
櫻「 もうこんなになってる ... 」
「 そりゃ ... っ 、花火大会の間 ずっと我慢してたんだから ... 」
櫻「 ふふ 、嬉しい ... 」
身体を下に移動させると 、下着の上から 、チュッと自身にキスを落とす 。
「 ん ... っ 」
それがもどかしくて 、思わず腰が揺れる 。
櫻「 もう浴衣ぐちゃぐちゃだね 、脱いじゃう ? 」
そう言われ 、胸の辺りに手をやると 、浴衣は乱れ 肌が露わになっていた 。
「 ... 脱がせて ... 」
櫻「 ... ん 」
そう言うと 、いやらしい手つきで ゆっくりと俺の浴衣を脱がしていく 。