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イン・ザ・ルーム

第37章 嵐 ルーム 7


~ 櫻井side ~

今日も仕事を終えて向かうのは 、田舎にある 5人の別荘 。

部屋に入り 、聞こえてきたのはメンバーの声 。

松「 ねーねー 、ホワイトデーのお返し何がいいかなー ? 」
「 ただいまー 」
相「 あ っ 、しょーちゃんおかえり!」

ほんと 賑やかだなぁ ... (笑)

二「 貴方はチョコ作っとけばいいんじゃない ? 」
松「 適当すぎねぇ ? (笑) 」

キッチンに立つ潤は 、スマホを睨みつけていた 。

大「 チョコ食べたぁい ... 」

ソファに寝転びながら 寝言のように呟く智くん 。

松「 大野さんが食べたいだけでしょ ? (笑) 」
「 あ 、俺も食いたい 」
松「 だーめ 、ほら翔さん ご飯出来てるよ 」
「 お 、さんきゅ 」

潤がテーブルに 料理を並べていくと 、それぞれテーブルの周りに集まり 、長い夜が始まる 。

相「 そいえばさ 、みんなチョコ何個貰った ? 」
二「 私結構もらったよ ? 20ぐらいかな 」
松「 俺もそんくらい 」
「 俺30ぐらいかな 」
大「 え 、俺15 」
相「 やった 俺勝った!」

中学生みたいな会話をしながら酒を飲む 。
仕事の疲れで酔いが回るのが早く 、雅紀と智くんはすっかり潰れてしまった 。

「 寝ちゃったねぇ ... 」
二「 うん ... 」

幸せそうに寝息を立てる2人を優しい表情で見つめるにの 。

「 ... まだ 好きなの ? 」
二「 ... うん 」

一瞬驚いた顔をしながらもそう答えた 。

もう何年も前だけど 、にのと雅紀は 付き合っていて 、忙しさや 周りの目もあって 別れてしまったんだ 。

二「 なんかね 、悔しいの 」
松「 悔しい ? 」
二「 最近相葉さん 凄いモテモテだからさ ... 、俺のものじゃなくなったって 痛感させられる ... 」

まぁ ... 、元恋人としてはそうなのかな ...

二「 だからね 、今 この人をめちゃくちゃにしたい ... 」

俺は 耳を疑った 。
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