第35章 大野 ルーム 6
~ 大野side ~
目を覚ますと 、隣には ぐっすりと眠る潤 。
うわぁ... 、まつ毛長ぁ ...
じっと見ていると 、潤が起きてしまった 。
松「 んん ... 、おーのさん おはよぉ ... 」
「 おはよ ... 、ふふ ... っ 、相変わらず寝起き最悪だね ... (笑) 」
松「 ... うるさい ... っ 」
全く力の入っていないパンチが胸に飛んでくる 。
「 ... 痛て ... っ 」
昨日潤に 、なんでかお仕置きされて 重い身体 。
機嫌を良くしてもらうため 、温かいスープを作りに キッチンへ向かった 。
「 うん 、うまい 」
スープの味見を終えると 、潤に後ろからそっと抱き締められる 。
「 わ ... っ 」
松「 おーのさん 、... 昨日はごめんね ? 」
全く ... 、本当に困ったヤツだ ...
「 ふふ 、全然怒ってないよ ... 」
そう言って振り向くと 、潤は柔らかく微笑んだ 。
松「 そっか ... 良かった ... ♪ 」
「 ほら 、スープできてるよ ? 」
二人でリビングへ行き 、温かいスープを飲む 。
昨日みたいな 刺激のある夜も好きだけど 、こんななんでもない 普通の日常も俺は大好き 。
どんなことでも 、潤と二人ですることなら 、俺は大好きなんだよ 。
だから潤 ... 、大好きなお前と 、これからもずっと一緒にいてもいいかな ... ?
美味しそうにスープを飲む潤の頬に 、優しくキスをした 。
« The END »