第31章 嵐 ルーム 5
~ 松本side ~
うあぁ ... 、頭痛い ... 飲み過ぎた ...
にのと大野さんと俺の映画の撮影も終わり 、昨日久しぶりに5人で集まることが出来て 、嬉しくて飲みすぎてしまった 。
櫻「 潤 、入るよ 」
お粥と水を持った翔さんが 、俺の部屋に来てくれた 。
櫻「 大丈夫か ? ったく 、調子乗って飲み過ぎなんだよお前は 」
「 ご 、ごめんなさい ... 」
ベッドの端に腰掛け 、俺の頭をそっと撫でてくれる 。
櫻「 お粥作ったけど食える ? 」
「 んー 、あんま食欲ない ... 」
櫻「 だろーな (笑) すげー顔色悪いもん 」
ほんと 、俺バカだ ...
「 ね 、翔さん みんなは ? 」
櫻「 あー 、仕事 。雅紀以外は 」
「 あれ 、相葉さん ... 」
櫻「 お前と同じ状態 」
そう言えば そうだった 。
俺よりテンションが上がった相葉さんは 、すごいペースで酒を飲み干していった 。
櫻「 じゃ 、俺も収録行ってくるわ 。今日の夜もみんないるけど 、飲みすぎんなよ ? 」
「 はぁい 、いってらっしゃい 」
翔さんが作ってくれたお粥も ほとんど喉を通らないまま 、俺は眠りに落ちてしまった 。
ー 数時間後
玄関が開く音で目が覚めた 。
あれ 、さっきより身体が楽 ...
少し身軽になった身体でリビングへ向かうと 、にのと大野さんがちょうど帰ってきた 。
二「 あ 、おはよ 潤くん 」
大「 もう大丈夫なのー ? 」
「 うん 、おかげさまで 」
もう飲まない 。
そう決めたものの ...
翔さんが仕事帰りに買ってきたお酒 。
調子良くなったし ...
櫻「 じゅーんー 」
「 ... ハイ 」
櫻「 ちょっとだけだからね ? 」
おすそ分け程度に貰ったお酒 。
でも度数が高くてすぐに酔ってしまった 。
二「 はぁ ... 全く ... 」
大「 お仕置きだな これは ♪ 」
ぐったりとソファに突っ伏す俺の耳に 微かにそう聞こえた 。