第29章 櫻井 ルーム 5
~ 二宮side ~
翔さんが果ててすぐ 、俺も中で白濁を吐き出した 。
ぐったりと翔さんの胸に倒れ込み 、しばらく荒い呼吸を続ける 。
櫻「 はぁ ... っ 、かず ... 」
「 ごめ ... 、風呂 行こっか ... 」
重たい身体を起こし 、翔さんを風呂へ連れていく 。
「 ほら 、ケツこっち向けて 」
櫻「 なにこれ ... 、超恥ずかしい ... っ 」
そう言いながらも 浴槽の淵に手を付く 。
それを俺は毎回やってんだよ っ ...
白濁を掻き出すため 、蕾に指を差し込む 。
櫻「 ん っ ふ ... 」
「 やらしい声出さないでよ っ!」
櫻「 かずだって ... 、ん っ 、いっつも出してんじゃん ... っ 」
こちらを振り返り 、反抗の目を向けるも 、声は完全に感じてしまっている 。
背中にシャワーを当て 、身体を綺麗に流す 。
「 よし 、終わり 」
そう言ってぺちっとケツを叩くと 、渋々湯船に浸かった 。
俺も身体を洗い 、翔さんの横に並んで湯船に浸かる 。
櫻「 ... どうだった ... ? 」
「 んー ... 、コッチも悪くないなって 。翔さんは ? 」
そう聞くと 、少し戸惑いながら 、
櫻「 た ... 、たまにはコッチも いいかな ... なんて ... 」
あぁ 、多分今俺の口角 最高に上がってる 。
「 ふふ 、言ったね ... ? 」
そう言って 、軽く触れるだけのキスをし 、翔さんの方へ向く 。
「 これからは覚悟してよ ? 『 翔 』... ? 」
そのまま 俺たちは 風呂場で再び繋がった ...
1年と3ヶ月にして 、初めての立場逆転 ... ♪
貴方が何回 記念日をすっぽかしたって 、俺は絶対許すからね 。
だって ... 、こんなに可愛くてエロくて 大好きな人 、他にいくら探したって 、翔さんしかいないんだから ...
« The END »