第29章 櫻井 ルーム 5
~ 櫻井side ~
気持ちよくて 、自分の意志とは関係なく漏れてしまう甘い声を抑えるように 、腕で口元を隠す 。
二「 気持ちイイ ? 」
「 き ... 、気持ちぃ っ ... 」
もう ... 、無理だよ っ ...
二「 よかった ... ♪ 」
かずのモノが全て俺の中に埋まると 、かずがゆったりと腰を揺らす 。
なに ... これ ... っ おかしくなりそう ...
「 ぅああ ... っ 」
二「 んは ... 、翔さん ... っ 、俺も我慢出来ないから ... 、激しくしたらごめんね ... ? 」
「 いい っ ... 、激しくても いい ... っ 」
こんなに気持ちいいものだなんて 知らなかった ...
やばい ... 、俺 ハマっちゃいそう ...
二「 言ったね ... ? 」
ニヤリと笑うと 、俺の腰を掴み 、さっきよりも激しく腰が送られる 。
「 んあぁ っ!やぁ っ 、激し ... っ 」
二「 激しくてもいいって言ったの 、翔さんだよね ... ? 」
脳天まで 貫かれそう っ ...
このままだったら 俺 ... 、どうなっちゃうの ... ?
「 やだ っ 、かず っ ... 、んは ... っ 、怖いよ ... っ 」
二「 大丈夫だから ... っ 、翔さん 、俺のこと信じて ... 」
俺は かずの背中に腕を回し 、ギュッと抱き締めた 。
二「 そうしてていいから ... 、俺のこと 、たくさん感じて ... 」
抱き寄せると 、耳元に掛かるかずの吐息 ...
それだけで 身体が震えてしまう 。
「 かず っ 、もうだめ ... っ 、んく ... っ 、んあぁ っ!」
俺はビクビクと身体を震わせると 、自分の腹に白濁を吐き出した 。
その数秒後 、かずの短く上がった声と共に 、俺の中に熱いものが広がった 。