第26章 二宮 ルーム 5
~ 二宮side ~
ガシャ ...
カーテンから漏れる光で目を覚ますと 、身体の自由が利かなかった 。
「 なに ... 」
動かない手を見ると 、手錠が掛けられ 、ベッドに拘束されていた 。
「 え 、なにこれ 、って寒 ... っ 」
え ... 、俺全裸なんですけど!
「 ちょ 、誰か っ!」
いや 、これで誰か入ってきても 恥ずかしいよな ...
櫻「 お 、やっと起きたか ... 」
松「 にの おはよ ... ♡ 」
なに 、怖いんですけど ...
「 あの 、これなに ... 」
松「 昨日のお前が可愛過ぎて 、俺ら我慢出来なくなったの ♪ 」
昨日 ... ? あぁ 、コンサートの打ち合わせするのに 、俺んちに全員集まったんだ 。
「 大野さんと相葉さんは ... ? 」
櫻「 今日も早くから仕事だから 、すぐ帰ったよ 」
松「 そんなことよりさ ... 、始めちゃう ? 」
何をでしょうか ...
櫻「 そーだな ♪ じゃ 、にの 動くなよ ... 」
翔さんはグラスの水 ? をグイッと煽ると 、俺に近付く 。
「 え 、や 、ん っ 、んんぅ ... っ 」
口内に流し込まれた液体は 、飲み込むしかなく 、仕方なく全てを飲み干してしまった 。
松「 ふふ 、じゃ 俺らはこれで ... 」
「 え っ 、どこ ... 行くの ... ? 」
櫻「 仕事だよ 、今日休みなのにのだけだからね 」
そう言うと 、荷物をまとめて 2人とも家を出てしまった 。
なんなんだよ ... 、って 、何か身体が熱い ...
くそ ... 、さっきのは 媚薬か ...
「 はぁ っ ... 、早く ... 、帰ってきて ... っ 」
身体の中心に熱が集まり 、疼く感覚 ...
早くどうにかしたいけど 、拘束された手首では 、慰めることすらできない 。
「 ん っ 、しょ ... さ ... っ 、潤く ... ん っ 」
なんとか身体を起こすと 、我慢できず膝を擦り合わせる 。
だが 、疼きは開放されるどころか 、ますます高まってしまう ...