第24章 松本 ルーム 5
~ 松本side ~
仕事を終え 、自宅へ向かう 。
ん ? 玄関に誰かいる ?
何だよ 、人んちの前で ...
とりあえず車を停め 、玄関へ向かう 。
何してんだよ 、と声を掛けようとすると 、その中の1人が俺に気付く 。
櫻「 あ!潤おかえり!」
「 え ... っ 、翔さん ? 」
近付き 、よく見るとそれは俺の大好きな人達 。
みんな紙袋やら何やらいっぱい持ってる 。
相「 ま 、入って入って ♪ 」
「 いや 、俺んち ... 」
みんなに急かされ 、玄関の扉を開ける 。
ゾロゾロとみんな中へ入り 、俺の家に来たら必ず座る 定番の場所へ各々座る 。
「 で ... 、どしたの ? 」
1番聞きたかったことを聞いてみると 、4人が顔を見合わせ 、
大「 ... せーの っ 」
全「 誕生日おめでとー!」
そういうことか ...!
「 ありがとう ...!」
友達は何人もいるけど 、メンバーから祝われるのって 、やっぱり1番嬉しいな ...
二「 ふふ 、びっくりさせようと思って ♪ 」
櫻「 突然押しかけようと思ったんだけど ... 俺らの方が着くの早くてさ (笑) 」
相「 ね!早くパーティーしよ!」
「 じゃあ俺 、グラスとか用意するね 」
大「 いいの!俺らがやるから!」
そうだ ... 、この人たち グラスの場所も 全部わかってるんだった ...
二「 主役は座ってて ♪ 」
目の前のテーブルに 、色々と並び始め 、全員席に座る 。
大「 じゃあ 、改めまして ... 誕生日おめでとう!」
全「 おめでとー!」
グラスが重なり 、心地よい音が鳴る 。
「 本当にありがとね!俺めっちゃ嬉しい!」
櫻「 もっと喜んで貰えるもの 、用意したからね ♪ 」
相「 後でのお楽しみ~ ♪ 」
なんだろ ... 、でも欲しい物なんて聞かれてないよなぁ ...
メンバーなら わかるのかな ... ?
ふふ 、でも楽しみ!
みんなが用意してくれた食べ物や飲み物も だんだんと少なくなってきた 。