第21章 松本 ルーム 4
~ 松本side ~
自身の根元をギュッと握られ 、イくことも許されない 。
でも 、そんな背徳的な状況に 昂ってしまうのは 、きっと媚薬のせい ...
そんな思いとは裏腹に 、自分の口から漏れるのは 、甘い吐息と 要求 。
「 はぁ っ 、イかせてよぉ っ ... 、何でも 、する からぁ ... っ 」
ついにはそんな事を言ってしまう 。
慌てて2人の顔を見ると 、妖しい笑みを浮かべて俺を見つめていた 。
櫻「 何でも 、ねぇ ... ? 」
二「 俺らはね ... 、潤くんが乱れて 、俺らを求める姿が見たいの ... 」
そんな言葉にすら 、身体の奥が疼いてしまう 。
櫻「 見せてくれるなら 、ちゃんとイかせてあげるよ ... 」
「 わかった っ ... 、から ... っ 、イかせて ... 」
そう言うと 、にのが根元を握っていた手をそっと離した 。
二「 どうやって イかせて欲しい ... ? 」
っ ... 、そんなの ... っ
「 何でも ... いいからぁ っ ... 」
もう ... 、イかせてくれればなんだっていい 。
俺の頭の中は 、早くイかせて欲しい 。それだけだった 。
櫻「 本当 ... 、潤って 変態だよな ... 」
翔さんがその低音ボイスで 俺の耳元で囁いた 。
その瞬間 ...
「 ああ っ!」
腰がビクンと跳ね 、白濁を吐き出してしまった 。
二「 ふふ ... 、潤くんてば早いね ... 」
俺 ... 、翔さんの声でイっちゃったの ... ?
櫻「 え ? 潤イった ? 」
あ ... 、やめて ... っ
耳元で喋ったら また っ ...
二「 潤くんね ... 、翔さんの声がイイらしいよ ... ? 」
翔さんが喋る度 、背筋がゾクゾクする ...
櫻「 イったなら ... 、もういいよね ... 」
え ... ?
「 や っ ... 、足りないよ ... っ 」
こんな中途半端で 終われる訳ない っ ...