第18章 嵐 ルーム 3
~ 櫻井side ~
俺が智くんと雅紀に開発されてから数日後 、俺が一番早く家に着いた 。
何気なくTVをつけ 、ぼーっと眺める 。
CMが流れ 、智くんと雅紀が映った 。
あ ... 、俺この2人と ...
そう思うと 、途端に恥ずかしくなる 。と同時に 、もう1度あの快感を味わいたくなる 。
「 早く帰ってこないかな ... 」
みんなが帰ってくるまでに 風呂と簡単な食事を済ませた 。
自分の部屋へ行き 、仕事を片付ける 。
ガチャリと 玄関の開く音 。
今日だったら 、にのか ...
急いで階段を降り 、リビングへ向かう 。
二「 あ 、翔さんただいま 」
「 お ... 、おかえり ... 」
くそ ... 、声裏返った ...
二「 どしたんですか ? そんな急いで降りてきて 」
「 いや 、別に ... 」
そう 、にのと潤は 、俺が開発されたことは知らない ...
てゆうか 知られたら俺どうなるんだよ ...
二「 あ 、そう 」
「 ほら 、何か食いなよ 」
そう言って冷蔵庫を開いた 。
二「 え っ 、翔さん作るんですか ? 」
何言ってんだ みたいな顔で俺を睨みつける 。
ごめんなさいね ... 、俺得意料理麦茶なんで ...
「 俺が作れる訳ないでしょ ? 」
二「 ふふ っ 、そうですよね (笑) 」
... 失礼な
にのはコンビニで買ってきていた惣菜を温めて食べ始めた 。
俺はコーヒーでも飲むか ...
二「 ... 翔さんさ ... 、コッチ側 ... ? 」
おい っ!
思わずコーヒーを吹き出しそうになるのを必死で抑えた 。
「 そ 、そんな訳ないでしょ っ ... 」
二「 ふぅん ... 」
もしかしてあいつら言ったのか ... ?
ただ 、最中に求めてしまったことは否めない 。
二「 俺ともシてみる ? 」
俺 ... とも!?
やっぱ言ったんだな ...
二「 ふふ 、実はこの間ね 、ずっと見てたの ♡ 」
... 見てた ...!?
二「 それで 翔さんのこと 、食べたくなっちゃった ♡ 」
気付いてなかったのは俺だけですか ... ?