第16章 松本 ルーム 3
~ 松本side ~
ある日の番組収録中 ...
ピンポーン!
「 っしゃ!やったぜ!」
クイズに正解し 、ご褒美の為に席へ移動する 。
俺の隣には 、一番最初に正解してた翔さん 。
「 あ 、うんま っ 」
いつも通りコメントするけど 、隣が翔さんだと 、ドキドキするな ...
櫻「 松潤 、頂戴 」
俺からご褒美を奪い 、口に運ぶ 。
櫻「 うわ!うま!」
なんだよ 、その同じようなコメント (笑)
相「 いーなぁ 」
そんなこんなで盛り上がり 、次のクイズへ 。
俺らはもう正解したし 、あとは食べるだけ ♪
クイズに答えるメンバーとゲストを 、食べながら見守る 。
すると 、
櫻「 潤 」
マイクが拾えないくらいの小さな声で 、翔さんが俺を呼んだ 。
「 なに ? 」
俺も口パクで答える 。
櫻「 愛してるよ 」
... え ?
内緒話をするように 、耳元で囁かれた 。
司「 ちょっと お2人 何やってるんですか!(笑) 」
そうだよ っ 、収録中 ...
櫻「 いや 、ごめんなさい 、コレもっとちょうだいって ... 」
笑いが起きるが 、俺はパニックだった 。
その後も ほとんど記憶がなく 、気付いた時には 、隣ににのが座っていた 。
二「 食べなよ これ 」
そう言って 俺らにご褒美を渡す 。
櫻・松「 うま!」
... ん ? 何か脚に ...
翔さんの手が 、俺の太股をいやらしい手つきで撫でる 。
ちょっと ...!
喋ることもできず 、目付きだけで反撃するも 、全然見てないし ...
ふと 、にのの方を見ると 、必死に笑いを堪えてる ...
... 、バレてんじゃん ...
もうどうすることも出来なくて 、されるがまま ...
無事に収録が終わり 、楽屋へ戻る 。
櫻「 潤 、怒った ? 」
楽屋へ入るなり 、翔さんが擦り寄ってきて 、俺の機嫌を伺う 。
「 ... 怒ってないけど ... 」
二「 収録中までイチャイチャするの やめてよねぇ ... 」
にのが呆れた様子で俺らを見てる 。
櫻「 我慢出来なくなっちゃった ♪」
... 可愛く言ってもダメです 。