第2章 相葉 ルーム
~ 相葉side ~
収録が終わり 、みんなで楽屋に戻る 。
松潤は スタッフと話してるし 、大ちゃんは寝てるし 、
かずはゲームしてるし 、翔ちゃんは新聞読んでる 。
いつもの光景に 安心する 。
俺はどうしようかな っ 。
なんて考えてると 、いつの間にかゲームをやめていたかずが 俺に近付いてきた 。
「 ん 、どした ? 」
かずが俺の耳元に唇をそっと寄せて
二「 今日 泊まってもいい ... ? 」
かずから誘うなんて 珍しいな ... 、
な 、なんか企んでる っ!?
二「 ほら 、どうなんです ? 」
「 い 、いいよ ... ? 」
かずの圧に押され 、半ば強引に決定した 。
いや 、嬉しいんだけどさ ...
二「 じゃ 、運転 お願いしますね ♪ 」
お疲れ様ー って言って 、かずがさっさと 楽屋を出る 。
追い掛けるように俺も楽屋を出た 。
かず ... 、歩くの早いよ ... っ
やっと追いつくと 手を引かれ 、少し死角になっているところに連れ込まれた 。
「 ちょ 、なにやってんの ? 」
少し怒り気味で言ってみた 。
二「 家まで ... 、我慢できなさそうで ... 」
そんな事言われたら ... 俺だってやべぇよ!
少しだけ ...。
そう思い 、かずを壁に押し付ける 。
二「 ん 、相葉さん ... ? 」
「 ちがうだろ ... ? 」
二「 っ ... 、まぁ くん ... 」
2人の時は こう呼ばせてる 。
「 よく できました ... 」
頭を撫で 斜め上から唇を塞ぐ 。
二「 ん っ 、んうぅ っ ... 」
俺の背中に腕をまわし 、服をぎゅぅっと掴む 。
このままじゃ やばい 。唇を離し 、かずを見つめる 。
二「 はぁ ... 、まぁ ... くん っ ... 」
肩で息をし 、顔を赤く染め 、潤んだ瞳で俺を見つめる 。反則だって ...!
「 かず ... 、行こ ... 」
何とか理性を保ち 、赤く染まっているであろう顔を隠すように かずの手を引いて 俺の車に向かった 。