第77章 2代目死神の時間
素早い動きでころせんせーの背後へ行き、左目から光を放つ柳沢……
「無惨に死ねモルモット…愛する生徒に一生の傷が残るように!!」
正面から攻撃する二代目死神……
「なんのっ!!…皆さん…さっきの授業で言い忘れていた事があります。いかに巧みに正面戦闘を避けてきた殺し屋でも、人生の中では必ず数度、全力を尽くして戦わねばならない時がある。先生の場合…それは今です!!」
マッハとマッハの戦い……私に……戦えるだろうか……。私は……カエデのように……使わなかった……触手の種……今使うべきかもしれない……
しかし、砂を使って交わし始めた殺せんせー。
年の差かな……。
柳沢が指をならすと死神が……前に来ていた。
「わからないか?我々が何故このタイミングを選んで来たのか?パワー重視の全開攻撃を、かわせない生徒達をターゲットに……全員死ぬまで繰り出し続ける」
「いけないッ…」
「守るんだよな?先生って奴は」