第75章 作戦、助けの時間
「嫌です!!ころせんせーと…話してない事が沢山ある!!やりたい事も沢山ある!!だからお願いです行か…」
「出せない、これは国の方針だ よく聞け渚君」
渚を地面に叩きつけた烏間先生……
「俺を困らせるな わかったか!!」
「無駄だよ渚。結局のとこ、その人も社会人なんだ。いざとなったら保身の為に上の命令に従うだけ。」
「…その通りだ 地位が無ければ…肝心な時に誰も守れない…それに…俺自身の信念に基づいても…やはり奴は殺すべきだと考えている 君等も3日位、頭を冷やして考えるんだな」
そう言い残して出ていく烏間
「…くそッ、烏間の野郎!!ここ1番で見捨てやがって!!」
「…寺坂君…烏間先生は今… “俺を困らせるな” ってはっきり言った」
「…?だから何よ」
「こうも言った 5日目以降は外側の警備にスキが生まれる。山の中には少人数の精鋭が潜んでいて、そのリーダーは烏間先生の3倍は強い」
渚の一言で、計画を考えることにした。