第62章 乗り越える時間
業side
「結衣!」
「後で、結衣さんに聞かないといけないことがありますねぇー。でも、結衣さんが話すまでは、自分達から聞かないこと。わかりましたか?」
「「はい。」」
今の結衣には、誰も話しかけられない。
殺気がヤバイから。恨み、怒り、悲しみ……色々な感情がいれ混じった……殺気で……近づけない……。
「絶対に……許さない。」
戦いが幕をあけた。
「俺が、一人で来ると思ったか??」
と言い指をならすと……20人くらい……人がきた。
「ヤバイよ!殺せんせー。結衣負けちゃうよ。」
「……どうでしょうかねぇ~?結衣さんは……平気だと思いますよ?」
「……雑魚を連れて楽しそうね。」
バキッ。ドカッ。
早い……俺より……喧嘩……強いかも……。
「はぁー、めんどくさい……。一気にかかってきなよ。」
そう言うと、一気に結衣に向かって攻めていく敵。それを……回し蹴りで、蹴散らす……結衣……。勝負は圧倒的だった。
数分で、20人を倒してしまった……。
「後は、あんただけだけと?」
「っち。俺は、こいつがある……」
そうして、また、結衣に銃を向け……
バンッ!と……撃った。
「ははっ。よわ……え……?」
「銃くらい……避けられる。一応、世界No.1の組の組長の娘なんでね。」