第62章 乗り越える時間
「久しぶりだね。結衣……。そしてよく気づいたね……。邪魔するのかい?」
「よく言うよ。あんた、殺せんせーを殺したあと……私を殺すつもりでしょ?……言っとくけど……私はあんたを許さない……。」
「はははっ!バレたからには仕方がない。先に殺るよ。」
そういったあいつは……私に銃を向けてきた。
「この私に勝てるのかしら?ふふっ。殺せんせー……」
「にゅやっ??」
「私以外の生徒……守ってて。こいつは……私が殺すから。」
「……はい……分かりました。」
「やめ……「カルマ君……結衣さんを信じましょう。」……怪我しないでね。」
「さぁ、お前を殺せば……俺の罪を知ってる奴はいなくなる。ゲームスタートだ。」
足の痛みなんて……どうでもよかった。