第61章 殺す派VS殺さない派の時間
バシャー。
「え?」
「私もいたのに、殺らなかったからだね。」
「ふふっ。結衣ちゃん……やるね……。頑張ってね?」
突然の私の登場に驚いている二人……。
「おま……何処に……」
「……」
「…おつかれ。後は私達で殺るから。休んでな。」
私は森の中に消えていった。
彼奴の下準備などないか確認しながら、
暗殺バトルを……進める。難しい無理ゲーだけど、こなして見せる。
「結衣ナイス。千葉を守ってほしかったけど。」
「ごめんね。気配感じたから、少し様子を見たの。」
カルマと無線でやり取りをする。
「そのまま結衣はしたいようにして。」
「了解。」