第61章 殺す派VS殺さない派の時間
「両チーム準備はできたか…では始めるぞ クラス内、暗さつサバイバル…開始ッッ!!」
開始の号令がかかったその時!!
竹林と片岡が狙撃されアウトになった。
「(…え…?か…開幕アウト!?)」
「(しまった…布陣の時点でマークされていたのか!!) 速水あたりか…油断した。」
「(わ、私を撃った方向は…どう考えても100m以上距離がある!!BB弾の弾道なんて50m超えたらブレまくるのに……上空の風や弾道の乱れも全て計算して…!!恐るべし…千葉君の超遠距離狙撃!!)」
皆の心の声聞こえるというより、顔に出てるね。渚は……何処にいるのかね~?
気配を消して私は見回りをしている。
千葉君には岡島君がついて守っている。
「ガンガン狩ってけよ千葉、周囲は俺がガッチリ守ってるから。」
「OK」
……一人……女の子の気配がするな。
木に昇って様子見か。
次の瞬間、岡島君と千葉君をしとめたゆきちゃん……やるね……。でも……