第61章 殺す派VS殺さない派の時間
結衣side
チームも決まった頃、1通のメールが入った。
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結衣
あんたの家族を殺した父親が
あんたの学校に現れるかも。
あの、超生物を殺しに。
気を付けて。
生徒情報として、情報が
渡ってたら……
バレるかもしれない。
母より
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「……嘘……こんなときに……。」
でも今は……これに集中しないとな。
「うっしゃあ!テメーら俺に任せてついてこいや!」
え……ゴリラに任せるの??……不安……
カルマに任せたら良いのに……。
「さっきはらしくなかったねーカルマ。引きずってんの?」
「…ごめんごめん。もう覚めたから大丈夫 中村、千葉と速水さん呼んできて。」
「お、いつもの君の目だ」
「さっきの目怖かったもん。」
「ごめん。結衣には指示はしないから……好きなときに動いて。」
「??うん。分かった。」