第60章 ぶつかる時間
「「結衣(宮川)!!」」
バコッ。
「……っつ。」
「え?結衣……。」
「二人とも!喧嘩は止めてよ……。」
うわー。これ渚殴られててら、吹っ飛ばされてたな。
「そうだぞ!!教室の状況が激変したから苛立つ気持ちは分かるけど!!」
「ごめん。僕を庇ったから……」
「……別に平気。庇ったというか、今喧嘩しても、この状況は変わらないよ。殺したい奴、殺したくない奴いるからね。」
「ごめん。結衣……。」
「中学生のケンカ大いに結構!!でも暗さつで始まったクラスです 武器(これ)で決めてはどうでしょう?」
「「(事の張本人が仲裁案を出してきた!!)」」
「なんで最高司令官のコスプレなのよ」
「これに似合う格好をと思いまして」
殺せんせーが持ってきたのは大量の武器、そして赤と青のBB弾……。
烏間先生とイリーナ先生もやってきた。