第60章 ぶつかる時間
「2色に分けたペイント弾とインクを仕込んだ対先生ナイフ、チーム分けの旗と腕章を用意しました。
先生を殺すべき派は赤、殺すベきではない派は青まずしっかり全員が自分の意志を述べて…どちらかの武器を手に取って下さい。
この山を戦場に赤チーム対青チームで戦い、相手のインクをつけられた人は死亡退場。相手チームを全滅か降伏させるか。
敵陣の旗を取ったチームの意見を…クラス全員の総意とする!勝っても負けても恨み無し!どうです?」
「楽しそうだな殺せんせー、自分の生死に関わる問題なのに……。」
「ここにきて力技で決めるのかよ…」
「多数決でも良いですがそれも一種の力技です この方式でも多人数有利は変わりませんが…。この教室での1年の経験をフルに活かせば、人数や戦力で劣るチームにも勝ち目がある。」