第60章 ぶつかる時間
「…僕はただ…」
「文句あるなら一度でもケンカに勝ってから言えば?ほら受けてやるから来いって ホラ、ホラ。」
更に2度突き飛ばすカルマ、続いて渚の首もとをネクタイごと掴む……。これヤバイよ……
その瞬間、渚が飛びつき三角絞めを決める
「僕だって…半端な気持ちで言ってないっ…!!力づくで言うこと聞かせって言うなら…!!」
「渚君いつの間にあんな技…」
「烏間先生、希望者には護身術も教えてたんだよ。生徒を人質にするような殺し屋が来ても対抗できるようにって……けど…格闘でカルマにかなう奴なんて…」
絞め続ける渚、膝をついたカルマだったがゆっくりと立ち上がる。
渚を殴ろうとするカルマ……
私はとっさに、渚を剥がして、二人の間にはいった。